飲食店の売上を上げる方法

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「売上が欲しい」
「お客様にもっと来店して欲しい」
飲食店の従業員であれば、誰もが思う事ではないでしょうか?
店舗毎にプロモーションの強化など、お客様に来店していただくために色々な施策を行なっているのではないでしょうか?
確かに、周りと同じことをやっていたのでは、集客することは難しいです。

しかし、店舗はお客様を呼べる状態になっているでしょうか?

売上の厳しい状況では、どうしても外部要因に目が行きがちになります。
しかし、内部要因にこそ売上UPのチャンスがあるのではないでしょうか?

飲食業界で店長5年、エリアマネジャー10年、新規出店50店舗以上の経験に基づいて、お客様を呼ぶために重要な事をご説明します。

[目次]

1.計画無しにはお客様に満足していただく事はできない
2.準備しなければ、計画倒れで終わる
3.実行から検証と修正へ

1.計画無しにはお客様に満足していただく事はできない
せっかく来店していただいたお客様に期待を裏切るような商品接客を提供していれば、
どんなに販促活動を強化してお客様に来店していただいたとしても、次回、来店してくれる事はないです。
これでは、お金をかけて売上を下げているようなものです。

来て頂いたお客様の期待以上の商品・接客を提供すること

そのために店長がしなければならないのは、

精度の高い計画の立案です。

・期待以上の接客を提供する従業員
・期待以上の商品を提供するための食材

この両方がなければ、お客様に満足してもらうことはできません

そのために、しなければならないのは、
計画の立案です。

1日の営業がイメージできるくらいまで作り込まれた計画立案をしてください。
計画にやりすぎはありません。

2.準備しなければ、計画倒れで終わる
計画段階で、お客様に満足していただける営業状態をイメージできたら、

その計画を実行する人の準備と食材の準備です

食材がなければ、お客様に商品を提供することはできません。
欠品は機会損失につながります。
かと言って、過剰に揃えても意味がないどころか、在庫が増えれば食材の鮮度劣化につながりますので、計画通りに食材を揃えます。
人がいなければ計画を実行することができません。
必要な従業員数を揃えることができなければ、どこかでお客様に皺寄せが行ってしまいます。
2人必要なところに1人しか揃えられなければ、お客様には期待以上の評価をもらうことはできないと考えて間違いないです。
人がいなければなにも出来ません。
頭を下げてでも、なにがなんでも必要人数を揃えましょう。

3.実行から検証と修正へ

客席でお客様の表情を観察できる場所にいること

お客様に期待以上の満足を提供するために、計画と準備を進めてきました。
それなら、お客様の表情を観察して、時にはお客様からお叱りをいただいて、
計画と準備の実行結果を客席で検証をしてください。

お客様のために行動したのであれば、
評価できるのはお客様だけです。

そして、お客様の表情、お言葉から修正をおこなってください。

まとめ

計画は再現性を与えてくれます。
いつ食べに行っても期待以上の状態なら、これに勝る販促活動はありません。
逆に、日々の営業にばらつきがあればお客様に不信感を与える事になってしまいます。

計画と、
その計画に基づいた準備、
そして実行と検証、
そこから得られる評価に基づく修正

このサイクルを回して営業状態の向上ができれば、他社には真似できない強力なプロモーションになります。

書いてある事はあたり前だったかも知れませんが、
一朝一夕にできるような簡単な事ではないのも事実です。
しかし、当たり前の事をやり続けた店舗が一番強いのではないでしょうか?

どんなに規模の大きな飲食店でも、始めは1店舗からスタートしています。
どんなに資金力のある飲食店でも、初めから資金が潤沢にあった飲食店はないはずです。

どちらも、
当たり前の事を何年も、何十年もやり続けた結果が現在なのではないでしょうか?

繁盛店になるために近道はありません。
より多くのお客様から評価していただくために、

「当たり前の事を、ちゃんと継続してやり続ける」

お客様に評価していただくための計画、準備、実行を見直してみてください!!