『リーダーの仮面』要約&書評!!新任リーダー必読

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「初めて部下を持つ事に不安を感じている」

初めて部下を持つ時、リーダーとして自分自身がどう振る舞うべきなのか不安に思う方、そして、悩む方は多いのではないでしょうか?そんな悩みを解決してくれる一冊をご紹介します。
初めて部下を持つ環境に不安を感じている多くの人に読んで欲しい一冊です。読み終わる頃には実際に手に取って読みたくなるはず。この本との出会いが、リーダーとしての門出の一助になれば幸いです。

私自身が、もっと早くで会いたかった!!と思う一冊です

[目次]

1.「リーダーの仮面」の要点まとめ
2.「リーダーの仮面」の内容まとめ
3.リーダーとしての心得

 

1.「リーダーの仮面」の要点まとめ

「リーダーの仮面」を一言でまとめるのであれば、

リーダーとしても心構えの教科書

です。

「リーダーの仮面」では、リーダーの仕事は、環境を整え、成果を出す事であると説いています。また、リーダーはいかなる時も「個人的な感情」を横に置き、リーダーを演じなければならないとも説いています。
印象的な言葉に、「会社は孤独を埋める場所ではない」という言葉があります。
確かに、リーダーの悩みの多くは対人関係ではないかと思います。そして、私も対人関係で悩んだ時期がありました。しかし、この言葉にもある通り、会社を孤独を埋める場所であると考えているから悩むということです。

リーダーが見なければならないのは、
そしてリーダーとしてチームメンバーに見せなければならないのは、
会社の成長であり、個人の成長です。

 

2.リーダの仮面の内容まとめ

本書は5つのセクションに分かれています。

ルールの思考法
リーダーの最も大事な仕事は「ルールを決める事」
そして、決めたルールを守らせる事である。

位置の思考法
決定する人が明確で、責任の所在がはっきりしているから組織としての成長スピードが速くなる。そして、決定する事がリーダーの役割である。
また、決定権も、責任の所在もリーダーにある

利益の思考法
集団の利益から個人の利益が生まれる
集団の利益アップのために、どんな貢献ができるかを考える。
利益とは、会社の利益を追求する過程で得られる個人の成長である。
仕事の意味、価値観は自分自身で見つけるもの

結果の思考法
他者評価を獲得できなければ、自己評価に意味は生じない。
仕事ができる人=評価者が求める成果を出せる人
褒めて伸びるはない、会社は個人的な承認欲求を満たす場所ではない。

成長の思考法
結果と評価のギャップを埋めていこうとする事が成長である。
よって、結果と評価の差を正しく認識できなけれな成長はできない。

 

3.リーダーとしての心得

本書からリーダーとしの心構えを学ぶことができます。
リーダーになる方の不安は、

リーダーとしてメンバーに認めてもらうことができるか

ではないでしょうか?
そんな不安に対して、ストレートに答えてくれる一冊です。
気になった方は、是非この機会に手に取って内容を確かめてみてください。

私は、10年前にこの本に出会いたかったですね!!